「57歳女性右上5」
初診時のレントゲンです。
骨がかなり溶けて、歯は、骨の支えを失って浮き草のようになっています。(→)歯石もたくさん付着しています。
保存できない歯は抜歯し、再生療法を行い、上の右側にはインプラントを1本入れて、入れ歯の支えにする計画をたてました。(画像クリックで拡大)
(写真上)終了後2年の状態です。
インプラントを使った入れ歯で何でも噛むことができるようになりました。
上顎の入れ歯は、上あごをくり抜いたタイプで、違和感がほとんどありません。
(写真下)笑顔でも自然できれいな口元になっています。(画像クリックで拡大)
終了後2年のレントゲンです。
再生療法により骨の位置が高い位置で水平にキープされ、歯ブラシのできやすい環境になったため、お口の中の状態は安定しています。再生療法により骨が再生されますが、進行具合では再生療法が適応されない場合があります。
たいていの場合症状が出てからでは遅いです。時期を逃してしまうと抜くしか方法はなくなります。どの病気でもそうですが、早期に治療を行うことにより良い結果が生まれます。(画像クリックで拡大)