ソケット・プリザベーション | インプラント治療の会「さきがけ」

お問い合わせフォーム

インプラントの「さきがけ」HOME > 用語集一覧 > さ行 > ソケット・プリザベーション

ソケット・プリザベーション

残せなくなった歯を抜く時に行う、骨を最大限残すための方法です。

歯を抜いた後、傷が治っていく過程で歯を抜いた部位の周りの骨の吸収(溶けること)が起こります。およそ歯を抜い後1年間で垂直的(高さ)に2~4mm吸収されると言われています。骨が吸収されると、周りの歯ぐきが陥没したように見えます。この状態で、インプラント治療を行うと相対的に歯が長くなってしまい、特に審美性(見た目)が重視される前歯の場合では問題となってきます。ということで、骨の吸収を最小限に抑える為に歯を抜くのと同時に行われるのが、ソケットプリザベーションです。これは、抜歯窩(歯を抜いた後の穴)にご自身のあごの骨や代替骨を填入し、場合によっては歯ぐきの移植を行うものです。その後、8~12週間後にインプラントを埋入していきます。

歯を抜いて時間をおいてから骨の量を増やす方法はGBRと呼ばれます。

ただ、ソケットプリザベーションだけで理想的な量まで骨ができるわけではありません、また歯を抜く時点ですでにかなりの量の骨が溶けて無くなっている場合などはそれほど大きなメリットは出ないこともあります。

インプラントの「さきがけ」HOME > 用語集一覧 > さ行 > ソケット・プリザベーション