第10回PRD MEETINGに参加して 石川 禎一

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第10回PRD MEETINGに参加して 石川 禎一

6月10日から13日までボストンで開催された、PRDシンポジウム(THE10TH  INTERNATIONAL  SYMPOSIUM PERIODONTICS RESTORAITIVE DENTISTRY)に参加してきました。

今回は、私が使っているインプラントメーカーのBIOMET3Iがメーンスポンサーをする関係で、東北地区のインストラクターをしている伊藤慎一先生と一緒に招待されて参加してきました。(交通費は自腹です。)

PRDは、3年に一回ボストンで開催される歯周治療、修復治療の国際学会です。内容は、歯周治療からインプラントや審美修復治療にまで及ぶ幅の広い学会です。また。この学会は、毎日同時に3つのセッションが進行し、参加者は、自分に興味のあるセッションを選んで参加することができます。

初日の6月10日は、特別なプレセッションという形で、BIOMET3I、Osteohealth、OraPharmaの提供で開催されました。私は、BIOMET3Iのセッションを選び、Alan Meltzer氏の講演を聴きました。「インプラントの安定性、高度な埋入の仕方」という題でした。最新のインプラントデザイン、初期固定、IBIC,高い埋入トルクの利益、感染の管理が大事であると話していました。特に、私にとっては、「埋入トルクを9.8Ncm増加させることによって、即時加重インプラントの失敗の可能性は20%減少する」という話が一番印象に残っています。

次に、George Priest氏が、「CAD/CAMアバットメントとフレームワークの精密、審美、容易さ」という題で講演されました。次の日以降も、このような感じで講演がどんどん進んで行きました。1回あたり大体2時間の講演で、4日間ありました。現在、診療の合間、あるいは朝の診療の前にまとめています。

他に印象に残った講演は、Markus Huerzeler氏の「審美ゾーンにおける抜歯窩の形態保存は可能か?」Edward P.Allen氏の「他家移植による根面被覆の進歩」です。

最終日は、BIOMET3Iの前社長であり、創始者である、Dr.Lazzaraと食事する機会をいただき、インプラントの可能性についてお話をいただきました。
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診療を8日間休んで、患者様にご迷惑をおかけしましたが、この内容を実際の診療に役立ててお返ししたいと思っています。

アイデンタルクリニック  石川 禎一

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