まず、インプラント治療をするために、手術の前に詳しい診査(全身的な健康状態、レントゲン撮影、模型診査、周りの歯の歯周病検査、CT撮影、etc.)を行う必要があります。
診査をもとに診断し、治療計画をたてて、手術になります。
2回法インプラント(→2回法インプラントの項参照)の場合
【1回目の手術(骨にインプラントを埋め込む手術)】
歯ぐきを開き
骨の中にインプラントを埋入するための穴を作っていきます
インプラント体を埋入し、歯ぐきを閉じます
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治癒期間
3か月〜6ヶ月(骨の状態によりかわります。平均的に上顎で6ヶ月、下顎で4ヶ月)
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【2回目の手術(インプラントの頭を出し、土台を立てる手術)】
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治癒期間 2週間〜1か月
歯ぐきの移植(参照→FGG)も併用すると、さらに1〜2ヶ月待つこともあります。
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【型取り】
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2週間〜1か月
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【冠の装着(完成)】
■そのほか、1回目、2回目の手術後、通常ですと、翌日に消毒、2〜3週後に抜歯、そのほか術後の状態に応じて、消毒および経過を診るために、受診していただくこともあります。
■また、インプラントを埋め込む場所の骨の量が足りない場合,骨を増やす手術(参照→GBR、サイナスリフト)を、1回目の手術に先立って行うことがあります。その場合,増やした骨が安定するまで約6ヶ月程待ってから、1回目の手術をします。
■状況に応じて、条件が合えば、1回目の手術の際に、土台までたてたり、さらに仮歯まで被せる事もあります。