失敗した原因を調べ、問題を解決した上で、再度インプラント埋入を行う事が出来ます。
しかし、より高度な技術が必要になる場合があります。失敗の原因としては、感染によるもの、過剰な負荷、顎の骨質や骨量不足、全身疾患(糖尿病など)、喫 煙など、原因は様々ですので、まずは、原因をしっかりと改善しなければなりません。患者様も私達歯科医も、失敗は避けたい所ですが、残念ながら、100% 成功率を確約できる医療はありません。
インプラントにおいても、一般的には、90%〜99%の成功率と言われておりますが、数%は、失敗することがあるわけです。失敗を少なくする為に、 事前診査をしっかり行い、骨量が不足していれば骨造成を行い、歯肉が薄ければ、歯肉移植を行い、噛み合わせをしっかりチェックして長持ちするように治療し ます。インプラント埋入する付近の歯、噛み合わせする側の歯が悪ければ、そちらも長持ちする為の治療が必要です。
いずれにしても、歯科医の総合的な診断能力と高い技術が必要となります。