オールオン4について | インプラント治療の会「さきがけ」

お問い合わせフォーム

インプラントの「さきがけ」HOME > 用語集一覧 > あ行 > オールオン4について

オールオン4について

主に下あごの歯が一本もないケースにおいて4本のインプラント体を埋入し、即時過重と呼ばれるその日に咬める状態にする治療法です。

ポルトガルのDR.Paulo Malo によって開発されました。
通常、歯を抜いたあとの顎(あご)骨は、その役目を終えて時間と共に吸収されて(やせて)しまいます。そのため、インプラントを入れるためには、事前に再生療法や上顎洞底挙上などを行うことで、骨の量を増やす必要があります。
オール・オン4システムにおいては、無歯顎といって一本も歯がないような骨の吸収が著しい場合においてでも、そのままの骨を最大限利用してしかも即時荷重 といって、当日に固定式のブリッジを装着することが可能となりました。具体的には、最もうしろ側のインプラントをオール・オン4ガイドという特殊な器具を 用いて、極端に傾斜させることで長めのものを4本入れます。これによって限られた量の骨でも安定性の高い最適なブリッジを、しかも手術の当日に入れて差し 上げることが出来ます。
このシステムの最大の利点は、治療期間が短縮されることと経済的な負担が軽減されることです。ただ通常のインプラント治療に比べて治療経過そのものの歴史が浅い点、顎の形などの条件によって適応外となる点などがあります。
より詳しいことは、直接担当の先生にお尋ねください。
(Nobel Biocare 図掲載予定箇所)

インプラントの「さきがけ」HOME > 用語集一覧 > あ行 > オールオン4について